テルファークレーン(国の登録有形文化財 機械遺産、清水港)を3Dスキャナーで計測撮影 [2019年9月]
テルファークレーンはその構造(モノレールに沿ってホイストが移動する)から、別名モノレールホイストとも呼ばれます。歴史的な遺産ともいえるテルファークレーンを3D計測動画で全方位から、かつ俯瞰して見てください。鉄骨建造物としてのユニークな美しさを再発見していただけると思います。
橋梁を3Dスキャナーで計測[2019年7月]
建造以来90年を越えて利用されてきた桜橋の姿を点群データで記録しました。
静岡県静岡市の県道197号入江富士見線にかかる桜橋は、昭和6年(1931年)に建造され今日まで約90年もの間利用されてきました。その間モータリゼーションは一気に進行し交通量は増加、加えて経年劣化による損傷が進みました。そこで令和2年度から新しい橋に架け替える工事が本格的に始まります。今回、東海テクノ株式会社は静岡市建設局道路保全課様の許可を頂き、桜橋の架け替え前の姿を3D点群データに記録する作業を実施しました。
以下が2019年7月末現在の桜橋の姿(点群データ)です。
国宝指定久能山東照宮 御社殿 [2019年5月]
静岡県静岡市久能山東照宮様の許可を頂き、国宝である御社殿外観を撮影させていただきました。
御社殿は漆塗特有の艶やかな姿を誇る荘厳な権現造りの建造物で、その繊細な建物をどこまで記録できるか未知数でしたが、全体像、形状、寸法など、構造的な要素を忠実に記録することができました。
以下がその点群データによる3Dムービーと、データをもとに起こした御社殿の概要図です。
3Dレーザースキャナーで対象物の点群データを収集します。
収集したデータを点群処理専用ソフトGalaxy-Eye(株式会社富士テクニカルリサーチ社製)で解析、モデリング、編集等を行います。プロセスの各段階により成果物をご提供できます。干渉チェック、計測、3D、CADデータ、平面図、アイソメ図、またムービー作成も可能です。